フォークギターのアルペジオ、まずこのパターンを覚える!

こんにちは。

今回は「フォークギターのアルペジオ、まずこのパターンを覚える!」です!

フォークギターの魅力的な奏法としてアルペジオ奏法があります。アルペジオ奏法とは分散和音を順番に弾いていく奏法です。
コードを覚え、ストロークで弾ける様になった方の次の課題とも言えます。

ただアルペジオの場合綺麗に音を出すのが案外難しく練習が必要になります。

ポイント(左手)

*左手の指はなるべく立てて指先で弦を押さえる。(隣の弦に接触しないよいに)手首を少し前に出す感じも必要です。

*左手のコードの移動において、共通の指は離さない。なるべく最短距離での指の移動を心がけます。ですから左手においては指をパッと離し、指の関節が伸びきる動作はありません。弦を這う様な指の動きを意識します。

*基本的には左手の親指(ネックの裏)はコード移動時は動きません。(ハイコードは例外)
要は手が動くのでは無く、あくまでも指を動かします。

*左手に力が入ってしまうのは、ある程度仕方がありません。必要最小限の力で押さえる事を心がけます。スポーツでもそうですが「最初は力が入っている状態が普通で上達ととも力を抜いた状態に移行していく」と認識しておきます。

ポイント(右手)

*右手のフォーム的には「小指等をボディーにつけない、クラシックギターフォーム」を推奨します。小指等をボディーにつけていると右手の動きが妨げられます。

*右手に関しても「手を動かさず指を動かす」を意識します。手全体が動いてしまうとスピードも遅くなり精度も落ちます。

*右手首は下げずに、ボディーと右手首の間に空間を作ります。又、力が入ると右肩が上がってしまうので気をつけます。

*なるべくしっかりと弾く様に認識します。要は音量を上げる意識が必要です。ちなみに、普段から音量を上げて弾ける方は音量を下げても弾けますが逆は難しい場合が多いです。(音量に関しては練習場所や練習時間の問題が有り、難しいところです)

6.22-1
6.22-2
6.22-3

基本練習パターン
(親指p 人差し指i 中指m 薬指a)

1、まずはこれが基本パターンとなります。このパターンは万能なのでいろいろな曲で使えます。

2、2拍でコードが変わる時のパターンです。1弦と2弦がズレない様に気をつけます。
基本的に1と2のパターンをマスターすれば大抵の曲は弾けます。

3、3連のパターンの基本形です。指練習にも効果的です。

4、3フィンガーのパターンです。
ちなみにこのパターンは3フィンガーの中では一番簡単なパターンです。
3フィンガーについては後日、詳しく記載します。
「スリーフィンガー奏法をマスターする!」はこちら

5、1のパターンを使った練習。

6、2のパターンを使った練習。

7、3のパターンを使った練習。

8、4のパターンを使った練習。

9、10、1小節に3つのコードの場合。

11、1小節に4つのコードの場合。
(ボサノバの様に摘んで弾きます)

まとめ

たくさんのパターンを覚えるより1、2のパターンを徹底的に練習した方が実践的です!


「スリーフィンガー奏法をマスターする!」はこちら

「エレキギター(ロックギター)のレッスンとは?」はこちら

「フォークギターのレッスンとは?」はこちら

「コードが全然覚えられない、、!」はこちら

「クラシックギターの基本練習、アルペジオ」はこちら

「私が練習してきた教則本あれこれ(クラシックギター)」はこちら

「ビートに対して前に行く癖!」はこちら

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