ギターが弾きづらい!弦高が原因かも?

こんにちは。

今回は「ギターが弾きづらい!弦高が原因かも?」というタイトルで書いていきます。
弦高とは指板と弦の間の距離です。

ちなみに
エレキギターの場合12フレット1弦1.8〜2mm、6弦2〜2.2mm
クラシックギターの場合、12フレット1弦3mm、6弦4mm
フォークギターの場合は12フレット1弦2mm、6弦2.5mm

が標準と言われています。

弦高が高いと指板と弦との距離が発生するので弾きづらくなります。私の教室では最初のレッスン時、普段使っているギターを持って来てもらう事にしています。要は「正常な弦高かどうか?」を確認したい為です。

ちなみに新品のエレキギターの場合、メーカー出荷時の標準弦高は1弦2mm、6弦2.5mmと言われていますが
弦高がかなり高めの物もよく見かけます。

生徒さんによってはかなり高めの弦高でも「あまり気にならない」という方もいます。しかし教室のレッスン用ギターを弾き、「弦高が低いとこんなに弾きやすいのか!」と驚かれる方もいます。

私の経験から弦高はできる限り低い方がいいと思っています。初心者なら尚更です。特にエレキギターの場合はピッキング時、弦がフレットにあたるビビり音が多少発生しても弾きやすさを優先した方がいいと思います。エレキギターの弦高調整はコツを掴めばそれほど難しいものではないので積極的に調整するのがいいです。

ストラトキャスター系は細い6画レンチで調整。各弦の調整が可能

レスポール系はブリッジのサイドのネジで調整

クラシックギター、フォークギターの弦高調整は少し大変です。ブリッジと言われている細い板を削る作業になります。本来ならリペアショップに任せるべきでしょうが、慎重に作業すれば難しくないです。要はブリッジの下側を紙やすりで削る作業です。(私はよくやっています、、笑)

アコースティック系ギターの場合弦高が低すぎる時のビビり音はかなり気になります。ですから弦高がある程度高めになってしまうのはしょうがないかも知れません。その場合は弦のゲージを細くし、テンションの柔らかい物に変更する手もあります。

☆まとめ

基本的な考えは「弾きやすさを優先する!」です。

音の良し悪しはとても大事ですが、弾きづらいギターでの練習は忍耐が必要となり、ギターを手にする回数も減ってきます。ですからまずは弾きやすさに重きを置きます。

ちなみにネックが反った場合も弦高に影響が出ます。よくある「順反り」(ネックが弦の張力によって浮き上がる)の場合はハイフレット付近の弦高が高くなります。
この場合トラスロット(ネックに埋め込まれている鉄芯)を回す事によってある程度は修正できます。
しかしトラスロットの無いクラシックギターの場合はリペアが必要になります。

「私が練習してきた教則本あれこれ(クラシックギター)」はこちら

「詐欺サイト事件簿」はこちら

「ビートに対して前に行く癖!」はこちら

葛西ウクレレ・ラボブログはこちら

以前のブログこちら(旧ブログ)

スポンサーリンク