ピッキングフォームを考える!!

こんにちは。
今回は「ピッキングフォームを考える」です。

ピッキングフォームというのはギタリストによって微妙に違ってきます。例えば10人ギタリストがいたらそれぞれが自分にあったベストなフォームを見つけ、取り入れているわけです。
ここでは私の経験値の範囲で解説していきます。

「ピックの持ち方」

基本的には親指と人差し指で持ちます。(図1) 上から見ると親指に対して垂直にピックの先端が出る感じです。(図2)

図1

図2

次はピッキングフォームについて解説ます。大体3タイプのフォームに分類されます。(タイプの名称は私が勝手につけました、、笑)

「ストロークタイプ」

ギターに接しているのは腕、肘あたりになります。手首はギターのボディに接してはなく浮いています。ストロークをする時は自然とこのフォームになりますが、このタイプの場合、単音弾きでも手首が浮いた状態で弾きます。
昔の教則本ではこのタイプを薦めていました。

「ミュートタイプ」

右手の小指の下の部分をギターのブリッジにのせて弾くタイプです。
このタイプの場合、腕は固定されているので結果的に手首で弾くことになります。自然と低音弦がミュートされてしまう事も多いです。

「小指又は薬指がギターのボディに接しているタイプ」

これは「ストロークタイプ」のように手首は浮いているのですが小指や薬指で右手を支えている形になります。

ではどれがベストか?

普通にコードを弾く場合は「ストロークタイプ」になります。しかし単音弾きをこのタイプで弾くと開放弦のノイズや不用なハーモニック音が鳴ってしまう事があります。これは音を歪ませると顕著になります。ただ実際にこのフォームで綺麗に弾いているギタリストもいます。(ジャズ系に多い)
このフォームで単音を綺麗に弾くにはノイズに負けない強いピッキングと左手の繊細なミュートが必要になります。

私的には単音弾きでは「ミュートタイプ」を薦めます。右手をブリッジにのせているので安定感があり不用なノイズもミュート出来るからです。弱点としてはストロークと単音弾きでフォームが変わってしまうという事です。あと手首を固定している為、6弦のピックの当たる角度と1弦での角度が違ってくるという事があります。

「小指、薬指、、タイプ」も悪くはないのですがやはり手首が浮いている為ノイズは出やすいです。ちなみにこのタイプはアコギ系の方に多いです。

まとめ

ギターの単音弾きは意外と不用なノイズが鳴りやすいです。(特にエレキギター)ですから、単音弾きの時は「ミュートタイプ」を使いコード弾きなどのストロークでは「ストロークタイプ」を使うのがおすすめです。

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