悩ましい「暗譜」!

こんにちは。

今回は「暗譜」のタイトルで考えていきます。

例えばクラシックギターの曲がある程度仕上がったとします。ミスもほとんど無くなり、レパートリーになりつつある状態と言えます。次に行う作業は「暗譜」です。
実際は練習の途中から「なんとなく暗譜している」という状態になっている事が多いですが、、

実は「暗譜」というのはかなりの難問です。
「なんとなく暗譜している」から「きちんと暗譜している!」までの距離は相当あると言ってもよいでしょう。

今回は暗譜のコツを考えていきます。

1、「単に指だけで覚えた場合は危険!」

手掛かりが無く、指が自動的に動く暗譜は、突発的な出来事がなければ、問題なく上手くいきます。しかし一瞬の迷い(「あれ、、こっちの音だったかな、、」)のような事が発生するといきなり失念し次の音がわからなくなります、、(怖、、)
よく言う「頭が真っ白になった、、」状態です。

例えば、友達が家に来て、
「○○さん、ギター1曲聴かせて!」
という流れになり、あなたが、
「OK!それでは小品を1曲披露します!」

あなたは緊張しながらも、出だし好調に弾いていきます。

途中の難所も上手く弾ききりエンディング間際、、、

「あれっ、、!?」

演奏が止まりました、、

次のフレーズを完璧に失念してしまい、演奏が止まってしまったのです、(泣、、)

これは日常茶飯事な出来事です、(笑)
本当に普通にある些細な出来事なのです、、

ではどうしたらいいかを考えていきます。

2、「とにかくゆっくりと弾く練習をする!」

まずこれがポイントです。
暗譜が完璧と思っている曲でもテンポを遅くすると急に弾けなくなる事はよくあります。これではまだ暗譜が完璧とは言えません。

3、「弾きながらプレッシャーをかける!」

暗譜で弾く時も「ただなんと無く弾く」ではなく(次は2フレットのセーハだ、、次は1弦のドに移動して、pは5弦から4弦に移動だ、、)などと考え、確認して弾くようにします。また薄っすらと指板上に次のフレーズの指の形なども浮かぶようにトレーニングします。

4、「曲の途中からでも弾けるようにする!」

これも大事な練習です。失念しても最初から弾くのでは無く、その近辺からすぐに弾けるようにしておくのです。

まとめ

究極的には「完璧な暗譜」は実際には無いと思っています、
(脳内に譜面を画像として認識出来る人はいますが、、)

ですから、定期的に「暗譜の確認」は必須です。
基本は「ゆっくり弾く」です。
また、暗譜している曲でも譜面を見、確認して弾く練習も大事です。
ライブレポート(千葉)!はこちら

葛西ウクレレ・ラボブログはこちら

以前のブログこちら(旧ブログ)

スポンサーリンク