結構大変な編曲!

こんにちは。
今回は「結構大変な編曲」というタイトルで書いていきます。
「編曲」はいろいろな意味で使われますが、今回は「通常の曲を演奏しやすい様に変えたり、演奏する楽器にあわせるように作り替える」の意味で話を進めていきます。

講師の方には馴染みがあると思います。例えば発表会などの時、原曲をバンド編成用に作り替えたり、長すぎるイントロや間奏を短くしたり、難しいコードを優しいものに変えたり、など、簡単ですが立派な編曲になります。

私も沢山やりました。というよりやり続けています、、(笑)
私の場合は、アコギをやっている生徒さんにストロークやアルペジオだけではなくギターソロ曲の魅力を感じて貰おう、との考えから、簡単なギターソロ曲を編曲しています。要は市販されている「ギターソロ曲集」では難易度が高いからです。

プライベートの演奏活動でも編曲はついてまわります。
ポップスやジャズやクラシック曲をバンド演奏用に編曲する事は多々あります。
編曲でポイントになるのが「コードが書いてあるか?」です。慣れた方ならコード表記が無くてもあまり関係ないのかもしれませんが、、

特にコード表記の無いピアノ曲からの編曲は大変です。丹念に和声を拾っていくのですがポピュラー曲の様に、きっちりと1小節に1つか2つのコード、の様にはいきません。変なところで和声が変化していたり、半音進行で和声がよくわからない、などは多いです。

現在ピアノとギターのタンゴ曲を中心としたデュオの活動をしているのですが、レパートリー集めの編曲が大変です。そもそもピアノとギターの編成ではクラシック曲ですら、ほぼ無いです、、(笑)
ですからピアノ譜からの編曲になるのですが、これが厄介です、、元々のタンゴ曲を、ピアノソロに編曲されたものを更にギターが参加出来る様に再編曲するからです、、
タンゴ曲自体の和声は簡単ですが、ピアノソロに編曲者が凝った和声をつけている事が多く、コード付け等に手間がかかります。

しかし最近、秘密兵器を発見しました、、笑
それはカワイの「スコアメーカー」とい譜面作成ソフトです。
このソフト自体は以前から使っていましたが「楽譜認識機能」はほぼ使っていませんでした。理由は「認識」が甘く、あまり使えなかったからです。最近、最新バージョンを仕入れて、この「楽譜認識」をやってみたのですが、かなりいいです。もちろん手直しは必要ですが、かなり正確です。
これを使えば「和声を聴いて判断」が出来ます。更に「コード付け機能」の様なものもあり、なんと無くコードをつけてくれます。(こちらの機能はまだまだな感じですが)

便利になりました、、、^_^

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