メジャースケール(ド、レ、ミ〜)について

こんにちは。

今回は「メジャースケール(ド、レ、ミ〜)について」というタイトルで書いています。

「ド.レ.ミ.ファ.ソ.ラ.シ.ド」の事をCメジャースケールといいます。またはCイオニアンスケールともいいます。クラシックでは長音階(ハ長調の長音階)といいます。

「音の名称」
まずは音の名称を覚えます。普段使っている「ド.レ.ミ.ファ.ソ.ラ.シ」はイタリア式の名称です。ポピュラー音楽の場合はアメリカ式を使います。(特にコードの表記)
クラシック音楽ではドイツ式を使います。(イタリア式も使います)

ちなみにアメリカ式と日本式はラの音を基準に「A.B.C.D.E.F.G」または「イ.ロ.ハ.ニ.ホ.へ.ト」となっています。(図1)

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「半音の位置」(図2)
メジャースケールはとなりの音との間隔が全て同じではありません。
「ドとレ」「レとミ」「ファとソ」「ソとラ」「ラとシ」の間には音が存在します。順に「ド♯、レ♭」「レ♯、ミ♭」「ファ♯、ソ♭」「ソ♯、ラ♭」「ラ♯、シ♭」となります。鍵盤だと黒鍵の場所になります。これを「全音」または「全音の関係」といいます。
(ちなみに「ド♯、レ♭」などは表記は違っても同じ音です。これを異名同音といいます)
そして残った音として「ミとファ」「シとド」があります。この音の間には音が存在しません。これを「半音」または「半音の関係」と呼びます。

ここでメジャースケールに番号をつけます。
重要なのは3.4と7.1(8)は半音になっているという事です。これは是非記憶して下さい。
このスケール番号を理解すると、主発音を変更してもメジャースケールを作成する事が出来ます。
例えば主発音をソとします。
「ソ.ラ.シ.ド.レ.ミ.ファ♯.ソ」とすると上記の条件に当てはまります。ちなみにこれはGメジャースケールと言います。(図3)

「主音、属音、下属音、導音」(図2)

メジャースケールの1番目の音を「主音」と言います。5番目の音を「属音」と言います。また4番目の音を「下属音」と言います。さらに7番目の音を「導音」と言います。
この「導音」は半音で「主音」に進み、スケールが完結した感じを出す為の重要な音です。

「指板上でのメジャースケールの位置」

(左手、人差し指の=1の指 中指=2の指 薬指=3の指 小指=1の指と表記します)

まずは開放弦を使った1パターンから練習します。運指は1フレット1の指、2フレット2の指、3フレット3の指となります。スタートは5弦3フレットを3の指からです。(1パターンのような形の事をポジションといいます)

2パターンの場合は2の指からのスタートになります。(5弦3フレット)
2フレット1の指、3フレット2の指、4フレット3の指、4フレット4の指の形となります。2弦から1フレットずれて3フレット1の指になります。

3パターンは6弦8フレット2の指からスタートします。このポジションは2オクターブ弾くことができます。

この3つのポジションは是非記憶しましょう!記憶のコツは頭の中で指板を思い出し、その指板上にドットでスケールが浮かぶ様にします。

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