こんにちは、
今回は「ジャズギターのレッスンとは?」の内容になります。
ジャズギターを勉強してみたい生徒さんに共通する目標は、
「ジャズっぽいフレーズを弾いてみたい!」
「ジャズスタンダードを大人っぽく弾いてみたい!」
「アドリブが弾けるようになってジャムセッションに参加してみたい!」
のような内容が多いです。
ジャズの精神は「アドリブ」です。ですからこの「アドリブが弾ける」に重きを置いたレッスンを展開していきます。
ではどの様にレッスンを進めていくのかを説明します。
*リズム練習
音楽の基本要素の1つに「リズム」があります。まずはこれを練習していきます。「リズムの基礎」(音楽之友社)のテキストを使いリズム譜を確実に読めるようにしていきます。
この練習はジャズギターに限らずに他のギターでも練習します。
「リズム練習」というのは独学では、まずやらない事が多いです、(笑)レッスンでは短い時間を使って継続的に練習していきます。
「リズム練習はとても大事!」はこちら
*基本練習
ピッキング、左手のフォームを確認し、合理的な形に少しづつシフトしていきます。ピッキングのスピード練習なども含まれます。
「ピッキングの角度とは?」はこちら
*コードの意味と記憶
コードを記憶する事はとても大事です。ジャズギターの場合、一般に使われているコードフォームとは違っている事が多い為、双方のコードフォームを理解し記憶する事がポイントになります。まずは5弦、6弦がルート音となるM7系、m7系、7th系、m7♭5系、dim7系を覚え、テンションを付加したコードを覚えていきます。
コードの意味とミックスして覚える為、失念が少なくなります。
*スケール、コードトーン、フレーズを覚える!
アドリブの柱は「スケール」「コードトーン」「フレーズ」です。この3つを少しずつ覚えていきます。ここはとても重要な課題になります。
ちなみにこの段階まで練習出来れば後は曲を使っての応用になります。
*ブルース等の単一スケールで弾ける曲の練習!
実際にアドリブをやっていきます。最初は転調が無い単一スケールで弾ける曲でのアドリブトレーニングになります。
*スタンダード曲の練習
普通のスタンダード曲にチャレンジしていきます。4ビート、ジャズワルツ、ボサノバ、スローなど、
即興でイントロ、エンディングも出来るようにトレーニングします。
*複雑な曲の練習
コード進行が複雑な曲でもアドリブが出来る様にトレーニングしていきます。また、初見でのアドリブもトレーニングしていきます。