バンドスコア活用法

こんにちは。

今回は「バンドスコア活用法」というタイトルで書いていきます。

「バンドスコア」というのはその言葉どうりバンド全てのパートを採譜した譜面です。クラシックでいう総譜になります。その曲を正確に練習する為にはとても重要な譜面となります。
バンド活動には必須アイテムです。笑

しかしこの「バンドスコア」には長所と短所があります。例えば単なる弾き語り用の譜面として使うには詳しすぎて手頃ではありません。やはりスコアなので1曲のページ数が多いのです。演奏中に何度もページをめくる手間がかかります。
もちろんバンドスコアにもコードが書いてあるのですが、いわゆる弾き語りで使うローコードをギターパートで弾いているわけでは無い場合も多々あるので、あくまで「バンドの中でのコード」と位置付ける必要があります。

また曲数の割には本1冊の値段が高くです。(絶版も早いです)
余談ですが、生徒さんが発表会である曲やろうと思っていたのですが譜面が無いとの事でした。後日、オークションに出ていたので落札したとの事です。万単位の出費だったそうです、、
バンドスコアは絶版になるとかなり高価になります。

ギターソロをきちんと練習したい方にはバンドスコアは最適です。耳コピが得意な方もいますがちゃんとしたバンドスコアがあると心強いです、、笑

またバンドスコアは「スコアリーディング」に活用できます。「スコアリーディング」というのは簡単に言えば楽譜を読み頭のなかで奏でる事です。
クラシックの指揮者の様に頭て完璧に再現する必要はありませんが、「ここが、ちょとしたキメになっている!」や「ベースはこのパターンの繰り返しだ!」「ギターソロの後ろのコードが変化していた!」などの発見がきっとあります。音源を聴きながらスコアを追っていくのも楽しい勉強になると思います。

ただバンドスコアは完璧ではありません。音が微妙に違っている場合もあります。(昔は多かったですが今は少ないようですが)ですから最終的には自分の耳の判断になります。

今は1曲づつのスコアが出ていますのでその曲を詳しく知るには是非参考にするといいと思います。

ちなみに、バンドスコアや曲集などは全曲もしくはある程度やらないと楽譜、本がもったいないと思われる方もいると思いますが、私は「その本の中で1曲でも弾ける様になったなら、その本を買った価値は充分ある!」と思っています。極端に言えば「その本の中の1フレーズだけでも修得にできれば買った価値はあると思います。 

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