JAZZライブがありました!

こんにちは。

今回は「JAZZライブがありました」というタイトルで書いていきます。

先週ライブをやって来ました。「チピー」という小さなJAZZライブバーです。

私はこのライブバーに10年位、月1で出演しています。普段はVoとGiのデュオが多いのですが、今回はベースが入ってVo、Gi、Bのトリオになりました。

コロナ禍の中での演奏なので「マスク」「検温」「ビニールカーテン越しのステージ」でのライブです。

1ステージ、インスト曲を2曲、歌の曲を8曲位の2ステージ構成です。
このようなジャス系の演奏の場合、実はリハーサルをやらない事も多いのです。何故ならジャスの演奏では「スタンダード」と呼ばれる決まった曲があり、大抵その中からの選曲になるからです。知らない曲があったとしても「スタンダード曲」であれば似たようなコード進行の為、演奏するのはそれ程難しくないです。そんな訳で今回はリハーサルなしのステージとなりました。もっとも私自身がレッスン終了後に店に駆けつけるのでリハの時間が無いというのもありますが、、(笑)

今回はベースが入っているのでインスト曲を楽しく演奏できました。いつもだと歌とギターという編成なのでインスト曲をやる場合は1人になってしまいます、、(笑)

ベースの方はもちろんプロ演奏家です。何度も演奏した事のある方なので呼吸がとても良く合います。

ベースという楽器は和音を出しません。ですからギターの方で単音のソロを展開すると「線と線」の様な状態になり、これが緊張感が有りとてもいい感じになります。また適度な隙間があり音楽が窮屈にならなず空間を感じる事もできます。

歌の伴奏としてのギターの役割は「イントロ」「間奏(アドリブ)」「エンディング」です。

特に「イントロ」が重要です。あらかじめテンポを把握し8小節程度の気の利いた、しかも歌が入りやすいイントロをほぼ即興で演奏するのは、ある程度の慣れや経験が必要です。
基本的にはその曲の後ろの部分のコード進行から展開していくのですが、難しくしてしまって歌の方が入り辛いのであればNGです。
またテンポも重要です。事前に大体のテンポを確認してはいるのですが、インストの感じで速く出してしまう事もあります、、そんな時はあとでダメ出しがあったりします、、「速すぎて歌えない!怒」「以後気をつけます、、」(笑)

「エンディング」も大変です。通常ミディアムテンポのスタンダードの場合、「エンディングはストレートで繰り返しをしない」という場合はほとんどありません。2回、3回繰り返しがあるのが普段です。伴奏者はその回数などもしっかり覚え、そつなく曲を終わらせなければなりません。

しかし曲が上手くいくとそんな苦労もすっ飛んでとても楽しくなります。(笑)

ジャスギターはアドリブの魅力もありますが、伴奏者しての魅力もたっぷりあります!

ベース奏者 山口彰さんと私

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