こんにちは。
今回は「クラシックギターの花形!トレモロ」というタイトルで書いていきます。
クラシックギター専攻の生徒さんで「中、上級者になったらチャレンジしたい曲」という質問において上位に挙がる曲として人気があるのが「アルハンブラ宮殿の思い出」通称「アルハンブラ」です。
クラシックギターの巨匠、フランシスコ・ターレガ(スペイン)の名曲です。
全編「トレモロ」という奏法で演奏する難曲です。
いざこの曲にチャレンジするとなった時、壁になるのがこの「トレモロ奏法」です。トレモロの粒を揃えて綺麗に演奏するにはかなりの時間がかかります。
ですから将来的にこの曲を演奏するために事前に「トレモロ」自体をしっかりと練習する必要があります。
クラシックギターの基本練習は「音階」「アルペジオ」「スラー」と言われていますが、この「トレモロ」も基本練習に入れておくと良いと思います。
練習
1番の練習はトレモロ奏法の基本になります。ポイントとてしては「手を動かさずに指で弾く」「音量を下げない(下げすぎない)」「力を抜く」です。基本的にはアルペジオの注意事項と同じです。p.a.m.iの順番です。
2番の練習はリズムに変化をつけました。しっかり弾くにはかならの練習が必要です。慣れたらメトロノームを使います。p.a.m.iの順番です。
3番の練習は2番の応用です。スタートの指に注意!a.m.i.pの順番です。
4番の練習はスタートがm。
m.i.p.aの順番です。
5番の練習はスタートがi。
i.p.a.mの順番です。
6番の練習はp(親指)を移動する練習です。
7番の練習はa.m.i(薬指、中指、人差し指)を移動します。難易度高いです。
6番と7番はリズムを変化させて練習してもいいです。