全てのギターに重要な左手の基本練習

こんにちは。

こんにちは「全てのギターに重要な左手の基本練習」
というタイトルで書いていきます。

今回の内容はエレキギター、フォークギター、クラシックギターなど全てのギターに対して練習出来る内容です。

「クロマチックスケール練習」

クロマチックスケールというのは半音階の事です。1オクターブの中には、音が12個あります。それを順番に弾いていくだけの単純な練習です(笑)
しかし奥が、深いです。

クロマチック2

「ピックでの練習」
スタートは6弦の開放弦になります。
6弦開放弦、6弦1フレット1の指、6弦2フレット2の指、6弦3フレット3の指、6弦4フレット4の指と置いていきます。同じく5弦、4弦、と1弦までこの形で進んでいくのですが、3弦だけ例外になります。3弦の4フレットの音(シ)は2弦の開放弦と同じになってしまう為、3弦だけは3フレットの3の指までになります。
全ての音はオルタネイトピッキング(ダウン、アップを交互に繰り返す)です。

1弦の4フレットまでを「パターン1」とします。まずはここまでの音階を弾きます。最高音の1弦4フレット(ソ#)は1回だけ弾き折り返して6弦の開放弦まで戻っていきます。
まずこのパターン1を繰り返し練習します。

次は1弦上の移動になります。1弦4フレットまでを弾いたら1弦5フレットに1の指を移動します。そして8フレット4の指まできたら9フレットを1の指に移動します。12フレット4の指まできたら13フレットを1の指に移動します。最後は16フレット4の指になります。最高音の16フレットは1回だけ弾き折り返していきます。パターン1を経由して6弦開放弦で終わりです。

ポイントは1弦上でのポジション移動です。「1弦上での移動の場合、1の指を弦から離さない」という事です。要するに指をぱっと離して移動するのではなく1の指はスライドのような形で移動します。16フレットから返ってくる場合も同じです。移動する時、まず1と4の指で4フレット分の間隔を掴んでから弾きます。
もう1つの注意事項は「上昇では、前に置いた指は離さない」という事です。6弦の1フレットに1の指を置いたら、それを離さないで2フレットに2の指を置き、さらに元の1と2の指を離さず3の指、4の指と置いていきます。ちなみに下降に関しては指を置いておかなくてもいいです。

「指の場合」

やり方は上記と同じになります。
指の場合
m.i
i.a
m.a
p.i
a.m.i

の5パターンが代表的です。全てのパターンをやるのが理想ですが、まずはm.iのパターンで慣れていきましょう。m.aのパターンは動きが悪いので練習が必要です。クラシックギターの場合13フレットより上はかなり押さえるのが困難です。なるべく指の第一関節をそらさずに、押さえます。この時4の指は伸びていて構いません。

慣れてきたら必ずメトロノームを使いましょう。
アライレとアポヤンドの2パターンで行うのが理想ですが、どちらかというとアポヤンドに重きをおきます。
後日動画を載せる予定です。

「ピッキングの角度」はこちら

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