こんにちは。
今回は「バンド、アンサンブルのススメ!」です。
教室ではクラシックギターの生徒さんに「ニ重奏」勧めています。
本来クラシックギターは独奏の練習がメインになるのですが「ニ重奏」を練習することにより独奏だけの練習では得られないスキルを習得する事が出来るからです。
そのスキルとして代表的なものは「相手の音を聞く」という事です。
実際に「ニ重奏」もしくは「アンサンブル」等をやってみると感じるはずですが「1人で演奏している感じと全く違う!またメトロノームでの練習とも全く違う!」と感じるはずです。
演奏者1人1人において「自分が持っているビート感覚、メロディーの歌わせて方」等が違います。ですから「よく聞き」それに対応しなければいけません。
ただこれは「単に相手に合わせる」という事ではありません。
「二重奏」は共同作業なわけですから、しっかりと自分の演奏も主張しないと、単に「伴奏者」となってしまいます。(「伴奏者」もスキルが必要ですが)
ちなみに「二重奏」では自分のパートは楽に弾ける状態になっている事か必要です。意識は「相手の音を聞く」という事に向けておきます。
このような「相手の音を聞く」はクラシックギターの「二重奏」での世界だけではなくエレキギターやフォークギターなどのポピュラー音楽の世界でも必要なスキルです。
特に「バンド」での演奏ではこの「相手の音を聞く」という事がとても大事になります。
相手の音を聞かずに自分の演奏が走ってしまったり遅くなってしまう場合は稀ではありません。
しかしながら、この「相手の音を聞く」という練習は1人では出来ません。(当たり前ですが、笑)ですから人と演奏出来る機会があればなるべく参加しましょう。
また「知り合いや友人に歌ってもらい伴奏する!」という事も、とてもいい練習になります。
ちなみに「歌ってもらう」場合に注意する事はイントロと曲のサイズです。例えば歌本等に書いてあるイントロを弾いた場合(コードなど)歌に入れない場合が多々あります。それはギター以外の楽器がいろいろと鳴りその響き(フレーズ)になっているからです。ですからギターだけの伴奏の場合はわかりやすいイントロを即興で作る必要があります。
また繰り返し記号などの知識をしっかりと記憶しておかないとギターだけ早く終わったり急にサビに入ってしまったり、、などが発生します(笑、よくあります)
まとめ
他の人と演奏する事で「相手の音を聞く」という事が学べます。また伴奏練習においてもイントロや繰り返し記号のに注意を向けるスキルが学べます。