譜面は読めた方がいいに決まっているが果たして、、?

こんにちは。

今回は「譜面は読めた方がいいに決まっているが果たして、、?」というタイトルで書いていきます。

楽器屋さんの譜面コーナーを覗くとギター関係の譜面または教則本はタブ譜が標準のようになっています。

クラシックギターの譜面だけは音符の表記だったのですが現在ではタブ譜表記の曲集なねどもたくさんあります。

ロックギターやジャスギターの生徒さんから「私は音符が読めないですが、本当は読めた方がいいですよね?」という質問を受ける事が多々あります。
確かに「音符は読めた方がいいですね」という答えになるのですが、、
この解答には続きがあります。それは、
「譜面が読めないギタリストはたくさんいます!アドリブなどは譜面が読める、読めない、は関係ないです。ジャスギターの巨匠ウエス・モンゴメリーも譜面が読めなかったのです!」

確かに譜面は読めた方がいいのは確かなのですが、仮に独学でギターを学ぶ場合、現状ではかなり難しいと思います。何故なら最初の方で書いたように学ぶべき教則本や曲などがほぼタブ譜表記になっているからです。
もちろんタブ譜表記だけではなく、多くの教則本等が音符表記との2種類で書かれていますが「私はタブ譜を見ないで音符で練習しました!」という方はほぼいません。

しかしこれはギター人口を増やす大きなポイントなったと思います。五線の音符の状態からフレット上で最適な音またはフレーズを探しだすのは、クラシックギター等の段階的な練習をしていないと1音ですら難しいです。
ギターの場合、ピアノと違い同じ音がたくさんあります。その中からベストな運指を探し出す訳ですから、、

しかしタブ譜表記の場合「最適な運指を探しだす」という作業はありません。とても楽になり、「もっと簡単な運指で弾けるのに、難しい運指で練習をしている」というミスを防ぐ事が出来ます。

今後はクラシックギターの楽譜もどんどんタブ譜化されていくはずです。
メリットとしては、「タブ譜化によりクラシックギターの分野もロックギターやジャスギターの方が入って行きやすい環境になりつつある!」という事です。
デメリットとしては「メロディーや和音の構造が解りにくい」です。
数字化された音符の場合、例えば、その音が音楽固有なのか、その音が和声(コード)に対しどのような音なのか、などです。

まとめ
音符を読み、弾けるようにするにはかなりの時間を掛ける必要があります。限られた時間を掛けてでも練習する必要があるか?もっと実践的な練習をするか?最終的に学習者の判断です、、
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