クラシックギターのフォーム

こんにちは。
今回は「クラシックギターのフォーム」というタイトルで書いていきます。

クラシックギターはギターの中で一番歴史のある楽器です。ですからフォームについては曖昧なところがなく、比較的きっちりと決まっています。

「ギターの持ち方」(画像を参照)

☆椅子について

椅子に浅く腰掛けます。椅子の高さは重要です。本来なら高さが変更出来るピアノ椅子がベストです。ちなみにクラシックギター専用の椅子もあります。(今のところ普通の椅子でも充分です)

☆足台について

クラシックギターは左足を足台に乗せて演奏します。足台自体はフォークギターでも使うことがあります。この場合は右足を乗せる事も多いです。
「足台に左足を乗せる」というのがクラシックギターの大きな特徴になります。では「何故足台を使うか?」の解説です。それは「左手の押さえが楽になる」からです。(簡単すぎました、、、笑)
足台を使うことによりギターが身体の上部に移動します。そしてギターのネック(棹)を横ではなく縦に近づけます。
人間の手は元々、縦の物を掴むのに都合が良いのです。(チェロやコントラバスなど)ですから、足台を使い、横になっているネックを縦に近づけるのです。(図1、図2)
ただ足台は万能ではありません。腰に不安を抱えている方にはおすすめしません。
これは私の事です(笑)
私の場合、職業柄座っている事が多いのですぐ腰痛になってしまいます。このような時に足台を使ってしまうと悪化は必須です、、(悲)
実は足台に替わる物はたくさんあります。(ギターレスト、エルゴプレイなど)
私がいろいろ試した中では「エルゴプレイ」がベストでした。これはギター下部に吸盤で取り付け器具です。(図3、図4)

図1

図2

図3、足台とエルゴプレイ(年季が入っています、、笑)

図4、エルゴプレイ、を使ったフォーム(足台とあまり変わりません)

☆姿勢

背筋を伸ばしてギターのサウンドホール(穴の空いたところ)が身体の中心にくるようにします。(ギターの持ち方」画像を参照)
「背筋を伸ばす」というのはとても大事です。ギターを弾く時の姿勢は、無意識て弾く場合、ほぼ100%といっていいくらい背筋が曲がってしまうものです。
背筋が曲がってしまうと、力が入り、長期的には腰や、首などを痛めてしまいます、、(経験談です、、)
ですから「最初のすり込み」が大事です。初心者の時点で姿勢をしっかりと意識しましょう

☆視線

ギターを構えた時、視線は水平な状態でギターのヘッド部、もしくは1フレット付近にあるのが最近のフォームです。(もう少し低くても構わないです)(「ギターの持ち方」画像を参照)

昔のギタリストはもう少しギターを低く構えていましたが最近ではかなり高い位置に持ってきている事が一般的になりつつあります。

左手、右手のフォームは次回以降になります!
「クラシックギターの右手のフォーム」はこちら
「クラシックギターの左手のフォーム」はこちら

葛西ウクレレ・ラボブログはこちら

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